捨てようと思ったPCモニターが直ってしまいました。
10年程前に購入したPCモニターが故障しました。
症状としては「モニターの電源を入れるとメーカーのロゴが表示された後電源が落ちてしまう」という感じです。
しばらく前からこの症状があったんですが、何度かコンセントを抜き差しているとそのうち電源が落ちずに普通に使えるようになるので、それで何とか使っていたのですが、やがて何度抜き差ししてもロゴが表示された後電源が落ちるという状態から抜け出せなくなりました。
これはさすがに寿命だなと思い、新しいモニターを購入しました。そして故障したモニターは、「どうせ捨てるなら捨てる前に分解して中がどうなっているか見たみたい」と思い、分解方法をネットで検索していると、分解してコンデンサーを取り換えると直る場合があるという記事が出てきたんです。
交換するコンデンサーは2種類。
35V 470μF × 3
16V 1000μF × 3
それぞれ3個ずつ交換すればいいそうです。
コンデンサーは1個100円前後で購入できますし、ハンダ付けのための工具は家に合ったので、試しにコンデンサーを交換してみると、見事復活してしてくれました。
思いがけずモニターが2台になってしまい、どうしようかと思いましたが、せっかくなのでデュアルモニター環境にしてみることに。
なかなかいいですね。これは。
メインのモニターは横向き、サブのモニターは縦置きという風に配置しています。
調べものをするときは縦長の画面の方が見やすいです。特に、電子書籍を読むときは縦長の画面の方が文字が大きく表示できるのでとても読みやすくなりました。
資料を作成するときは横向きの方がやりやすいです。文章編集のためのツルーバーを表示するスペースを考えると、縦長よりも横長の画面の方が見やすいです。
この配置にしてから資料作成がとても快適になりました。
捨てるはずのモニターが僅かな投資で復活してくれ、作業がはかどるようになり、なんだか得した気分になれました。